2023年12月12日
また、いつか逢えたら嬉しい。
今年を振り返るととても寂しくなります。今年の5月2日の深夜に19歳で旅に出た猫の事です。
我が家に来てから19年、いつも側にいた猫。子供たちの成長を見守ってくれた猫。
もう我が家には・・・居ません。私より先に旅に出ました。私もその内には追いかける事になるでしょう。
「ロシアンブルー」
猫の性格は見た目通りプライドは高いのですが家族には従順な猫です。ツンデレが得意な猫でそっけない時とべたべたな時がはっきりしてます。
とにかく見た目が素晴らしく美しい猫です。抜け毛も少なくボイスレスキャットと言われ鳴かないからマンションでも買いやすい猫。
ご主人に従順で悪さを一切しない猫です。

19歳まで生きた猫は家族が帰って来ないと帰って来るまで窓の外を見ていました。
びっくりしたのは長男がいつもの時間に帰って来ない時、長男が帰って来るまで窓の外を覗いていました。
帰って来てから自分のいつもの場所に戻り横になりました。長男を待ってたんです。
家族でキャンプに行ったときは、ずっと窓の外を見ていたらしいです。
私たちが帰って来なかったらご飯もほとんど食べずトイレも行かない猫でした。
なかなか他の猫とは仲良くなれませんでしたが3年前に来た猫だけには多少、心わを許していたみたいです。

晩年は目が見えなくなり寝る事が多くなりましたが抱っこすればゴロゴロいってペタッと体をくっける可愛い猫でした。

5月2日 23:55
1人で旅に出ました。約束したんです。
「みんなが休みになるまで生きて。」って。だからGWになるまで頑張ってくれたんです。
最後はみんなに見守られながら少し苦しんで旅に出ました。「まだ生きたい。」って思う様な旅立ちでした。
家族も「生きて欲しい。」と願いました。猫の思いも家族の思いも叶いませんでした。
泣きました。ただ、ただ泣きました。
もう、この猫は居ません。居なくなりました。ですが家族は覚えています。確かに我が家に居た事を。忘れる事も有りません。
また、必ず逢えるよ。その時は少し背中を丸め前足と後ろ足を揃え誰よりもカッコよく座って待っててね。初めて出会った時の様に。
Posted by ぱーちゃん at 20:03